
ライトノベル新人賞や大賞を受賞できたとしても、この授賞式を欠席できるかどうかというのはひとつの悩みどころかもしれません。
授賞式に出席する=顔出しするということにも繋がるからですね。
結論から書くと、欠席できるので顔出しを避けられるということなのですが、そのメリットとデメリットについても考えてみましょう。
ライトノベル新人賞と大賞の授賞式で顔出し
ライトノベル新人賞や大賞を受賞すると、授賞式に参加する権利が貰えます。
式の規模は各社によって異なるのですが、どこかの会場を借りてのパーティーで、WEB上にその様子がアップロードされることもあるんですね。
そして、その授賞式の問題が顔出しということになるでしょう。
やはりネットに顔を出す抵抗がある人も多いですし、実際にデメリットも少なからず発生することがあります。
もちろん、顔が売れるメリットもあるでしょうけどね。
その辺りは個々の感覚で、ライトノベル作家の場合はどちらかというと顔出しに抵抗がある方の方が多いかもしれません。
授賞式の欠席もできる
結論としては、ライトノベル授賞式の欠席はできます。
これは顔出しをしたくないという理由だけではなく、その他いろいろな事情(体調や遠方地等)もあるでしょうし、逆になにがなんでも出席しろとは言えないでしょう。
それなりの欠席理由は必要かと思いますが、やむを得ないのならそれも理解してもらえるはずです。
ただ、顔出しが嫌だという理由だけなら、写真を取らないなどの配慮もなされる可能性があり、その辺りは正直に言ってみるのが一番です。
授賞式を欠席すると賞をはく奪される?
授賞式を欠席すると、せっかく受賞したライトノベル賞もはく奪されてしまう懸念が生まれるかもしれませんが、これはおそらくありません。
出版社側としても売れる作品(作家)をわざわざ逃す理由はありませんから、受賞はしてもらって書籍化もしっかり刊行されます。
じゃあ、わざわざ授賞式に行くメリットはなんなのだという話にもなりますよね。これには顕示欲を満たす以外に実益もあります。
ライトノベル授賞式のメリットは?
ライトノベル授賞式のメリットは人との繋がりという面が大きいです。
ライトノベルが好きなら憧れの作家と会える機会でもありますし、先輩作家の方々と交流を持って色々とアドバイスも貰えることでしょう(授賞式に参加しているのは、過去に受賞した作家です)。
この作家同士の繋がりのメリットというのは大きく、困った時や辛い時に必ずや力になってもらえるものです。
もしかすると、今後はコラボという商法も増えていくかもしれませんし、人脈というのは精神面だけではなく実利に繋がる面もあるんですね(最初からそれを当てにすると腹黒いですが)。
また、作家だけではなく、出版社側の人と名刺交換をして親睦を深める機会というのはそうないですし、なんだかんだで人脈の世界でもあるからです。
もしかすると多少は売り出し方に影響するかもしれませんし、今後の企画の貰え方も違ってくるでしょう。
まとめ
ライトノベル新人賞や大賞授賞式についてでした。
賞は欲しいけど、懸念は顔出しという面かもしれませんね。
これは最悪欠席もできますし、他の方法もないか担当者さんに聞いてみるのが一番です。
最大手である電撃小説大賞は注目度も高いため、別媒体からも取材が来ていることも多く、ネットに写真が上がってしまうこともあるのですが、他レーベルだと作家同士が写真を取っている程度だったりもします。
ぜひ面白いライトノベルを書いて、受賞を目指してみてください。意外と手の届くところにあるかもしれませんよ。
・ラノベ授賞式は欠席もできる
・顔出しは配慮もある
・メリットも大きいからなるべく出席