
ライトノベルを読んでいると、「自分ならこのキャラはこうする」「こういったキャラが欲しい」「あのセリフはこうした方がいい」「こういう展開が欲しい」等々、理想のライトノベルを想像することも少なくないのではないでしょうか。
そして、物語を作り出すハードルが漫画に比べて低いのがライトノベルでもあるんですね。
ここはぜひライトノベルを読むだけではなく、書く側へとチャレンジしてみてください。
普段からライトノベルを楽しんでいるほどに面白い物語を書けるはずで、趣味と実益を兼ねた素晴らしいチャレンジとなることでしょう。
ライトノベルを書くことは難しくない
未経験の方にとっては、作家側のハードルは高く感じるかもしれませんが、ライトノベルに関しては一般小説や漫画ほど難しくはありません。
もちろん一般的な小説作法はありますが、それも基本はすぐに見に着く常識程度のものです。あとは読みやすく面白ければ何でもいいというライトノベルの特徴を生かしてガンガン書いてしまいましょう。
小説の基本の書き方はこちらをどうぞ⇒ライトノベル小説の書き方(基本からストーリー作りまで)
どこでライトノベルを書くか
ライトノベルを書くことを決めたとしても、どこで書くかという問題もありますが、幸いなことに現在はネット小説サイトという素晴らしい土台があります。
「小説家になろう」や「カクヨム」等ですね。一度は使ったことがあるのではないでしょうか。
ネット小説サイトは無料で投稿までもできるので、アカウントさえ作ればすぐにでも小説の投稿が可能です。
タイトルを決めて、あらすじを決めて、第1話を書いて投稿する。言ってしまえばこれだけです(もちろん設定を練って数話分進めてから投稿の方がベストですが)。
ライトノベル作家になる方法についてはこちらもご参考ください。
ライトノベルは趣味か仕事か
ライトノベルを読むだけなら趣味で終わってしまいますが、それを楽しんだうえで自分の中に落とし込めば、それをアウトプットして仕事のひとつにもなり得ます。
ライトノベルに関する仕事としては出版社側か作家側となりますが、目の前に見えているのは作家側でしょう。(出版社側だと会社への就職という方向ですが、作家だと自分次第の実力の世界です)
ライトノベル作家として収入を得るためには、書籍化による印税が一般的です。ここまでくれば趣味と実益を兼ねた素晴らしい仕事ともなり得ますよね。
ライトノベル作家の収入
仕事とするうえで、ライトノベル作家の収入も気になるところかと思いますが、これはピンキリです。
ベストセラー作家となれば、何百万部を売り上げて何千万円もの印税が入ってきますし、一握りのトップともなればもう一桁上の億の世界にもなります。
ライトノベル新人賞や大賞の賞金は300万円がマックス(2018年現在)ですが、この一過性の賞金よりも印税を収入の柱として考える方がいいでしょう。
あとは、コミカライズやアニメ化で原作の売上が上がっていけば、ベストセラーの世界も見えてきます。
これを高いと取るか安いと取るかはそれぞれですが、ライトノベルは作家は趣味を兼ねた仕事としては現実的なラインですし、ライトノベルが好きな人ほどおすすめの仕事でもあります。
ライトノベル作家の収入の詳細についてはこちらもご参考ください。
ライトノベルが好きなほど面白いライトノベルが書ける
文章力という文才面もあるかもしれませんが、それは書くほどに自然とついてくるものです。
必要なのはライトノベルが好きかどうかという方が重要です。
他のライトノベルを読んで、流行りを知ったり分析したりが苦痛なら向いていないかもしれません。逆に、ライトノベルを読むのが好きで、もっとこういう作品やキャラが見たいと思えるのなら面白いライトノベルを書く才能があるといっていいでしょう。
そして、ライトノベルの文章を読むだけではなく、ラノベアニメを見るのが好きだとしても、面白いライトノベルを考える才能はあると考えてみてください。
重要なのはライトノベルの世界観がどれだけ好きかということですね。
まとめ
ライトノベルがお好きなら、読む側から書く側に回って、そこで収入を得てみてはいかがでしょうか。
簡単に仕事とできるほど甘いわけでもありませんが、物語の創作というのは苦しくも心地よいものです。自分の物語が誰かに伝わる快感というのはかけがえがありません。
そしてライトノベルが趣味となっている人ほど、それを実益にも繋げやすい面があります。情熱は力なりですね。
書くというハードルは思ったほど高くありませんから、ぜひ一度ライトノベルを書く側にチャレンジしてみてください。