
小説家になろうでは様々なアクセスブーストがあり、初期ブーストもそのひとつです。
ただ、完結ブーストやランキングブーストや10万字ブーストと比べると少し曖昧なところもあるんですよね。
今回は、その初期ブースト方法と効果について考えてみました。ランキング攻略方法のひとつとしてみてください。
小説家になろう初期ブーストとは?
小説家になろうでの初期ブーストとは、新規小説投稿にかかるブーストのことです。
と言っても、新規小説に特別な優遇があるわけではありません。
初期ブーストは、投稿前にストックを作って自ら作り出すものです。
【小説家になろう初期ブースト】
- 新規投稿前にストックを作る
- 毎日連続投稿する
- アクセスを稼いでブックマーク獲得
こういった流れですね。
一度投稿し始めるとストックを作るのはなかなか難しい部分もあるので、ストックを作れる状態は新規投稿前がベストです。
そして毎日(1日に複数回)投稿することによって、読者も定期的に更新のある小説だと受け取ってくれ、更新に対する安心感も生まれます。結果、ブックマークに繋がるというわけですね。
もちろん、新規投稿で新着更新一覧にも載るので、そこからの新規アクセスも見込めます。
新規読者やユニークアクセス数はアクセス解析で見ることができます。
fa-arrow-circle-right小説家になろうアクセス解析の使い方とPV数を増やす方法
新規小説は読者からの期待も大きい状態
投稿したばかりの新規小説というのは、読者からの期待度も大きい状態です。これを生かせるのも初期ブーストと言えるかもしれません。
極端な話、同じブックマーク一桁の作品でも、100話投稿と1話投稿だけの状態だと全く期待度が違いますよね。
100話投稿でブクマ一桁だとそれだけで「あー面白くないんだな」と感じてしまうはずです。
逆に投稿したばかりの新規小説だと、「お、自分が第一発見者かも」という期待度に変わります。
これがブックマークの付けやすさに影響するのは言うまでもありませんよね。
序盤に見せ場を作って、読者の期待度に応えられればブックマーク獲得の可能性もグンと高まります。
冒頭と序盤に見せ場を持ってくる
冒頭と序盤に見せ場を持ってくるというのは、小説だけではなく、漫画やドラマにでも共通しています。
これが指一本でブラウザバックできるネット小説だとなおさらですよね。
新規小説は、まず最初にガツンと感情移入してもらいましょう。
【冒頭に面白さを持ってくるコツ】
- 書き出しからインパクトで感情移入を
- 少なくとも3話までには見せ場を
- 読者になにかしらの目標を提示
序盤というよりも、冒頭から「なんだかわからないけど面白そう」という感覚を持ってもらうことが最重要です。
冒頭からオリジナル固有名詞を使って長々と世界観の説明をしている場合ではありません。それは後からでも間に合います。
冒頭はカメラを遠くではなく、主人公の視点に持ってきて、主人公の置かれている状況や心理をインパクトを交えて見せつけてください。
読者になにかしらの目標を提示するのも、作品の方向性をわかりやすく見せるポイントです。
ほのぼの系ならば、その楽しさと快感ポイントを最初に見せてください。
かわいいヒロインをいきなり出すのもいいでしょう。
冒頭は読者の勉強タイムではなく、その作品にどうやって感情を持ってもらうかのターニングポイントでもあります。
覚えてから興味を持ってもらうのではなく、興味を持ってもらってから覚えてもらうという順序を意識してください。

タイトルとあらすじを魅力的に
冒頭をいくら面白くしても、まずはそこに辿り着いてもらわなければいけません。
初期でストックを作って、毎日の連続投稿をしてもタイトルが魅力的でなければ、一覧に載っても気にしてもらえませんからね。
まずは、小説家になろうの新着更新一覧に載った時に「おっ」と思ってもらうような魅力的なタイトルを付けましょう。
【魅力的なタイトル】
- 内容がわかりやすい
- 流行のキーワードが入っている
- 英語はほぼNG
小説家になろうというか、ライトノベル全般に言えますが、タイトルだけで作品内容がわかるものが非常に多いですよね。
あれはたくさんある作品の中から選んでもらうための苦肉の策でもありますが、非常に有効なのも現実で、変にかっこいいタイトルを付けるよりも真似をするべきです。
従来はキャッチコピーとしていた見せ所の部分をそのままタイトルに使ってしまうという形ですね。
「magic in the fire」とかよりも「業火の最強魔術師は異世界も全て焼き尽くすそうです」とかの方がウケがいいのは間違いありません。(このタイトルは即興で考えたので適当ですが)
ぱっと見で作品の内容がわかることはもちろん、どんな快感を味わえるかまでもタイトルに含めてください。
上記だと、「業火の最強魔術師が成り上がってハーレムを築くそうです」とかの方が快感ポイントまで見えてきますね。
そして、小説家になろうでは流行のキーワード(チート、おっさん、追放等)があるので、それを盛り込めばさらに見てもらえる可能性は上がります。
タイトルは後から変更もできますが、初期ブーストを考えるなら最初にビシッと魅力的なタイトルを作って勝負してみてください。
そして、あらすじはごちゃごちゃを設定を書かずに、ぱっと見でわかりやすく見せ場とポイントを伝えるくらいがおすすめです。
まとめ
小説家になろうでの初期ブーストについてでした。
【小説家になろう初期ブースト】
- ストックを作って連続投稿
- 読者の期待度も高い状態
- ブックマーク獲得でランキング入り
このような流れで初期アクセスブーストができるというわけですね。
また、入り口としてタイトルとあらすじを魅力的なものにするのも忘れてはいけません。
タイトル、あらすじ、冒頭の3点セットに力を入れて、しっかりと新規小説投稿時のチャンスを掴んでいきましょう。
また、初期ブースト以外にも完結ブーストやランキングブーストといったアクセス増加方法もあるので合わせてご参考ください。
・ストックを作って毎日投稿しよう
・結果アクセス底上げで初期ブーストが起きる
・チャンスを生かすために作品も面白いものを